熊野での開催にあたり

大会長ご挨拶

トランスパーソナル心理学の誕生において、エサレン研究所が果たした役割は計り知れない。マズローが人間性心理学からトランスパーソナル心理学の必要性を痛感したのはエサレンでのセミナーにおけるパールズとの対立がきっかけだった。LSDによる心理療法ができなくなったグロフ夫妻がホロトロピックブレスワークを考案したのは、エサレンでの連続セミナーがきっかけとなった。ボディワークやゲシュタルト療法で知られるえされワークショップ「宗教的(Religious)ではないが霊的(Spiritual)である。」この信仰スタンスを表す言葉は現在では当たり前のように使われています。そして、多くの場合は浅薄、空虚、そしてナルシスト的な発言として退けられます。更にいうと、この言葉は基本的にエマーソンの考え方と一致しており、アメリカとは根強い関係を持っています。それを特に強く感じたのはカリフォルニア州のビッグサーにあるエサレン研究所についての文化史を執筆し、出版した時です。エサレン研究所は過去60年間にアメリカの社会に根付き、広まったヒューマンポテンシャル運動、カウンターカルチャー、そして新しく、民主的にアメリカナイズされたアジアの宗教においては間違いなく聖地のような場所です。


大会長 村川治彦(関西大学人間健康学部教授)

シンポジウム「エサレンから熊野へ」

鎌田東二 大竹哲夫 グラバア俊子 他

大会参加費

基調講演のみの参加は無料です。


学術会員   4,000円(当日5,000円)

学生会員   2,000円(当日3,000円)

非会員    5,000円(当日6,000円)

非会員学生  2,500円(当日3,500円)

JTA会員     4,000円(当日5,000円)

懇親会       5,000円

プレワークショップ 8,000円

2020
トランスパーソナル心理学/精神医学会